茨城空港から行く神戸空旅体験記 DAY2

神戸旅行 2日目 ポートタワーとメリケンパーク、北野エリアに神戸牛

神戸ポートタワー

令和6年(2024年)4月 リニューアルオープン

1963年から神戸のシンボルとして親しまれているポートタワー。赤いパイプ構造の独特なデザインは「鉄塔の美女」とも呼ばれています。2024年4月には4年がかりの大規模改修が完了し、屋上デッキや光のミュージアム「赫き(かがやき)」などが新設され、生まれ変わりました。

神戸ポートタワー

神戸ポートタワー

展望フロア・屋上デッキ

エレベーターで展望5階へ。タワー最上階からの眺めは格別です。海へと向かう爽やかな風景や、六甲山を背に広がる街並みなど、神戸をぐるりと見渡せます。
さらに階段を上ると、リニューアルで解禁された屋上エリアへ。108メートルの高さから見下ろす神戸の絶景パノラマに加え、降り注ぐ陽の光や海風を感じて、屋上ならではの開放感を味わえます。夜も11時まで営業しているので、星空の下で眺める夜景もロマンチックでしょう。

屋上デッキ
天井のない屋上デッキは開放感満点
神戸の風景を360度見渡すことができます

 

光のミュージアム「Brilliance Museum」

展望4階は、“赫き(かがやき)”をテーマとした「光のミュージアム」です。今回のリニューアルで誕生しました。きらびやかなLEDのネオンアートをはじめ、床の絵が足の動きに合わせて動いたり、指で触れると壁花火があがったりする体験型のアートが展示されていて楽しかったです。

LEDのネオンアート
足の動きに合わせて絵が動きます
指で触れると壁に花火があがります

 

他のフロアも、回転するカフェ&バー、お土産ショップ、アート展示ギャラリーなど盛りだくさん。昼も夜も訪れてみたい施設です。

メリケンパーク

令和7年(2025年)1月 展示リニューアル

昨夜神戸ルミナリエを楽しんだメリケンパークに、また行きました。神戸のランドマーク「神戸ポートタワー」をはじめ、神戸海洋博物館や大観覧車など印象的な建築物が目をひくスポットです。隣接するハーバーランドでは食事やショッピングが楽しめ、海上クルーズも人気です。

メリケンパーク

BE KOBEモニュメント。「神戸の魅力は人である」という思いから、新しいことに挑戦する人や気持ちを愛する、そんな神戸を誇りに思うメッセージが込められています。

 

神戸港震災メモリアルパーク

阪神・淡路大震災で被災したメリケン波止場の被災部のうち、約60mの区間を保存・整備した公園です。被災当時のまま大きく崩れた岸壁は、震災の被害の大きさを今も伝えています。
被災から30年を機に、新たな展示パネルが設置されました。映像や写真、模型などを通して、震災当時の状況を知り、震災の教訓や復旧の歩みを感じることができます。

神戸港震災メモリアルパーク
1997年7月に開設
神戸港震災メモリアルパーク
2025年1月10日に展示内容がリニューアル
神戸港震災メモリアルパーク
被災当時のまま大きく崩れた岸壁を保存

神戸北野ノスタ

令和6年(2024年)11月オープン

神戸北野ノスタは、北野異人館エリアにあるグルメ複合施設です。旧北野小学校の校舎をリノベーションした建物は、昭和モダンな懐かしさとスカイブルーの装飾が融合したおしゃれな空間。館内には、地元の食材を使ったレストランやカフェ、ベーカリー、チョコレートショップ、日本酒ショップなどがあります。私たちはカフェの人気スイーツ「NOSTA パンケーキサンド」とコーヒーでひと休み。館内にもテラスにもテーブルがあり、ゆっくりくつろぐことができました。

神戸北野ノスタ

小学校の校舎と鮮やかなブルーが印象的な外観
階段の踊り場など随所に小学校の面影が
パンケーキサンドは人気のメニュー
室内でも屋外でもゆっくりとくつろぐことができます

北野異人館街

令和7年(2025年)春 風見鶏の館リニューアルオープン予定

1868年の神戸開港後、外国人が住居を構えた北野エリア。明治・大正時代に建てられた洋館が今も数多く残されており、異国情緒あふれる異人館めぐりは神戸の旅に欠かせません。

北野異人館のシンボルとして愛されてきた風見鶏が有名な、異人館の洋館のひとつです。2023年10月から耐震化工事のため長期休館中ですが、この春リニューアルオープン予定です。休館中も、敷地外から外観の見学・撮影は可能です。

風見鶏の館
風見鶏の館

他にも、魅力いっぱいの異人館の数々

萌黄の館
萌黄の館

アメリカ総領事の邸宅として建築されました。木造2階建て、下見板張りの異人館で、2つの異なった形のベイ・ウィンドー(張り出し窓)が特徴です。

ラインの館
ラインの家

木造2階建下見板張りオイルペンキ塗りで明治時代のいわゆる異人館の様式をそのまま受け継いでいる建物です。案内センターとして無料で入館できます。

洋館長屋
洋館長屋

長屋風に二軒の建物が左右対称に配置された館内は、フランスをテーマに展示装飾がなされ、アールヌーボー期のガラス工芸品や家具調度品が堪能できます。

べんの家
ベンの家

館内は冒険家ベン・アリソン氏のコレクションをイメージしたインテリアで、北極熊等の動物の剝製や世界からの蝶コレクションは必見です。

英国館
英国館

コロニアル様式の異人館。2階にはイギリスの名探偵シャーロック・ホームズの部屋が小説に忠実に再現されています。また、イングリッシュガーデンも見どころです。

オランダ館
香りの家オランダ館(旧ヴォルヒン邸)

大正中期に建てられた2階建ての木造の寄棟造りでで、オランダ総領事邸として使用されていました。オリジナル香水づくりを楽しむことができます。

体験できる異人館

ぶらりと散歩感覚で眺めているだけでも楽しい異人館街ですが、中には貴重な体験ができるところもあります。
例えば英国館では、イギリスの名探偵シャーロック・ホームズ風のマントを無料レンタルすることができます。マントをまとって館内を進むと、そこには殺人現場が…(もちろん本物ではありません)。
香りの家オランダ館では、年齢や星座、好きな花や音楽などのアンケートに答えると、自分の好みに合ったオリジナルの香水を調合してもらえます(有料)。香りが気に入ったらリピート購入も可能だとか。

英国館
英国館

名探偵の気分が味わえる英国館

オランダ館
オランダ館

オリジナルの香水を調合できる香りの家オランダ館

神戸牛と南京町中華街

ちょっとぜいたくに自分へのご褒美

本日のディナーは神戸牛。地元茨城県の常陸牛もあまり食べる機会はないのですが、せっかくなので奮発してみました。今回予約したのは、元町エリアの老舗の人気レストランです。少し時間があったので、南京町中華街を散策しながらお店へ向かいました。お洒落で落ち着いた雰囲気の店内で味わった神戸牛ステーキは、まさに極上でした。素材の味もさることながら、ステーキソースや塩、わさびと、味付けによっても味の変化を楽しむことができます。さらに、さすがは神戸、パンもとても美味しかったです。

 

中華街
中華街

中華街散策もおすすめです

神戸牛
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