日本百名山のひとつに数えられる筑波山。その山頂から望む夜景は、日本夜景遺産に認定されています。例年秋から冬にかけての期間にはロープウェイの運行時間を延長する「サンセット&スターダストクルージング〜夜の空中散歩〜」が実施され、一望する関東平野に広がる夜景と天空にきらめく星空を楽しむことができます。
また、11月後半を中心とする紅葉シーズンには、筑波山ケーブルカーの「ナイトクルージング＆もみじライトアップ」も必見です。

日本三名園のひとつに数えられる水戸市の偕楽園は、早春の梅の名所として有名ですが、約170本のモミジやカエデが色鮮やかに紅葉する「もみじ谷」を中心に、紅葉の名所としても知られています。紅葉の季節には期間限定でライトアップが実施され、昼間とはまた違った幻想的な風景を楽しむことができます。鮮やかに色づいた庭園の散策をお楽しみください。

日本三大花火のひとつに数えられる、伝統と由緒ある花火大会。全国から集った一流の花火師たちが技を競い合う競技大会です。スターマイン、10号玉、創造花火の三部門で競技が行われ、競技とは別に打ち上げられる余興花火も含めると打ち上げ数は2万発を超えます。打ち上げ場所となる土浦市桜川の河川敷には、毎年数十万人もの観客が集まります。

日本三名瀑のひとつに数えられ、高さ120メートル、幅73メートルの大きさを誇る袋田の滝。秋には滝の周辺の岩肌を、色づいたモミジなどが彩ります。秋から冬にかけて開催されるライトアップイベント「大子来人〜ダイゴライト〜」では、普段見ることのできない幻想的な光景を楽しむことができます。また、寒さが厳しい冬には滝全体が真っ白に凍結することもあり、この季節にしか出会えない神秘的な光景は「氷瀑(ひょうばく)」と呼ばれます。

四季折々の花々が咲き誇るいばらきフラワーパークでは、10月中旬から11月下旬頃にかけて約800品種の秋バラが見頃を迎えます。秋冬のイベントとして人気を集めている「Moonlight Rose Garden」は、日没後も開園時間を延長してバラ園のライトアップやイルミネーションによる装飾などを実施するイベントです。焚き火を囲んで味わうグルメも用意され、心あたたまる時間を過ごすことができます。

明治時代から続く笠間の菊まつりは、日本三大稲荷のひとつである笠間稲荷神社をメイン会場として開催されます。境内各所に立ち菊、懸崖菊、千輪咲き、盆栽菊など約1万鉢の菊花がところ狭しと展示され、色とりどりの花が芳しい香りとともに見る人の目を楽しませ、心をなごませます。

大洗海岸の岩礁に建つ「神磯の鳥居」は、海岸沿いの高台にある大洗磯前神社の鳥居のひとつであり、かつて神が降臨した地を示す神聖なシンボルとして存在しています。鳥居が朝日に照らされ、太平洋の荒波が岩礁に当たり白く砕ける瞬間はまさに神々しい光景で、日の出の時刻には絶景を写真に収めようと大勢のカメラ愛好家が集まります。また、毎年元日には海岸にて「初日の出奉拝式」が執り行われます。