茨城空港国際線におけるボディスキャナーの運用開始について
2017年4月27日
国では、保安検査の厳格化と検査の円滑化を図るため、主要空港へのボディスキャナーの導入を推進しており、茨城空港においては2017年3月末から運用が開始されました。
ボディスキャナーは、従来の検査機器と検査方法が若干異なりますので、検査の手順をご案内します。円滑な保安検査のため、皆様のご理解・ご協力をお願いします。
検査方法について
(1) 上着を脱ぎ、ポケットの中の所持品を出してトレイに出します。
金属以外の物も反応するため、鍵・ハンカチ・たばこなどを含め、全ての所持品を出してください。
※一般的な靴、眼鏡、腕時計、ベルト、アクセサリー類は、装着したままで構いません。
(2) 検査員の指示に従い、両手を挙げてお客様自身に360度回転していただきます。
(3) 検査で反応が出た場合、検査員がその箇所のみをピンポイントで接触検査します。
ボディスキャナーについて
ボディスキャナーは、自動的に非接触で人体表面の異物を検出することができる機器で、お客様の負担を抑えながら円滑かつ厳格な保安検査を実現できます。
- 検査モニターへは人型の絵が表示され、検査データはその都度消去されるなど、プライバシー保護に配慮した設計となっています。
- ミリ波と呼ばれる微弱な電波が使用され、健康への影響はありません。車椅子やペースメーカーなど医療機器をご利用のお客様は検査員にご相談ください。
ボディスキャナーの仕様
- メーカー:Smiths社(製造国:ドイツ)
- 機種:「eqo」(エコー)
- サイズ:高さ2.11m×幅1.08m×奥行2.42m
- 重量:470kg
- 電波仕様:ミリ波アクティブ方式