第6回茨城空港フォトコンテスト受賞作品のご紹介
2022年10月14日
茨城空港を「舞台」に、就航している航空機、ターミナルビル、空の旅をモチーフにした作品で、茨城空港またはその周辺で撮影された写真を募集した「第6回茨城空港フォトコンテスト」。
今年の7月1日から8月31日にかけて募集が行われ、150点近くの応募がありました。
ご応募いただいた皆様、ありがとうございました。
その応募作品の中から、審査の結果選ばれた受賞作品をご紹介します。
なお、現在、空港内でフォトコンテスト写真展を開催中です。ご来場をお待ちしております。
茨城空港フォトコンテスト写真展
- 期間: 2022年10月14日(金)~10月28日(金)まで
- 場所: 茨城空港ターミナルビル1F 国際線チェックインカウンター前
※他イベント等の関係で一時展示を見合わせる日程がございます。予めご了承ください。
開催日程等に係るお問い合わせにつきましては、以下までお願いいたします。
【企画・運営】 羽田タートルサービス株式会社 TEL:0299-54-0269
受賞作品
最優秀賞(各部門共通 1名)
作品への講評
(審査員長) 夕暮れ時から夜への移り変わりを見事に表現された作品ですね。オレンジからパープルへのグラデーションが艷やかで美しく、茨城空港の周囲に点在する池にその美しい色を反射させているのもステキです。水面がザワつくことのない一枚をしっかり選んでいるので、反射するシルエットの木々もクッキリしています。まさに、瞬撮ショット。一瞬しかない茨城空港らしい情景をしっかりとした撮影技術をもってとらえられています。最優秀賞に相応しい、ヒコーキ写真の王道ショットですね。
茨城県賞(各部門共通 2名)
撮影者コメント
茨城県の象徴、筑波山とポケモンをからめたく、何回も通いようやく撮れた苦心の作品です。
作品への講評
筑波山の山影で茨城県だと分かることから選びました。ピカチュウジェットも旅行気分を盛り上げます。
撮影者コメント
出発前のサービスは他空港でもあるけど、降機後の地上歩行を逆手にとったフォトスポットの提供は目から鱗でした。
作品への講評
言葉で茨城県をアピールされている一枚です。このアングルで飛行機の写真が撮れるのも茨城空港ならではです。
茨城空港賞(各部門共通 4名)
撮影者コメント
パンデミック前、多くの国際線の発着があり、エプロンには重なるように航空機が駐機してた頃の写真です。海外に行くことが難しく、今年こそは、今年こそは、と待ち侘びた数年。以前の賑わいを取り戻してほしいという思いです。
作品への講評
新型コロナの影響で運休継続中の春秋航空ですが、早くコロナが収束し、茨城空港でまたこのマークが見られるよう期待を込めて選びました。
撮影者コメント
以前より「飛行機と桜」をテーマに、茨城空港で撮影出来る場所を探し、場所は見つかったものの、桜の開花時期もあり、光線状態、桜の開花状況、機体の位置、天候など試行錯誤しながら、足掛け3年目で何とかイメージに近い状況で撮影出来たショットになります。
作品への講評
満開に咲き誇る桜の間を縫って降りてくるSKYの機体に春の訪れを感じさせる一枚なので選びました。
撮影者コメント
いつも茨城空港を訪れると、「何処か撮影できるところがないか」と探しているところに、偶然、着陸する到着便を目撃し、撮ってみようと思った場所です。 この場所で撮影したときに注意した点は、主に光線状態、機体の位置、フレーミングになります。 手前には畑が広がっていましたので、放射線状に入れてみたら面白いんじゃないかと、広角気味に撮影しました。
作品への講評
耕地率No.1県ならではのアングル!!長閑(のどか)で良いネ!!
撮影者コメント
白いポケモンジェットの初撮りが夜でしたので、低速シャッターで難しく、また、光が上手く機体にあたり、何とか撮れた作品です。
作品への講評
暗闇に浮かぶピカチューとポケモン達、機体とのマッチングが美しい。ビューティフル!!
エアライン賞(スカイマーク 各部門共通1名)
撮影者コメント
この度はエアライン賞をいただきありがとうございます。2歳になった息子が初めて近くで見た飛行機に「いってらっしゃい」と手を振る様子を撮影しました。息子と飛行機のはじまりの一枚です。空港デビューの良い記念になりました。
作品への講評
当社もランプエリアでのお見送りを必ず実施するようにしておりますが、見習うべき一枚として選出いたしました。
エアライン賞(春秋航空 各部門共通1名)
作品への講評
青い空と白い雲の下、緑の芝生の間、春秋航空の航空機がゆっくりと茨城空港に到着していることが良く表現されていることから選びました。
U18賞(各部門1名ずつ 2名)
作品への講評
タッチダウンのスモークが綺麗に映っており、飛行機の力強さを感じる写真を選びました。
撮影者コメント
流し撮りでピカチュウの素早さを表現してみました。
作品への講評
スピード感があり、まさにピカチュウが「でんこうせっか」を出しているようなシーンでカッコいいですね!
ルーキー賞(各部門1名ずつ 2名)
撮影者コメント
飛行機をあえて中心から外して背景の雲と青空を多く取り入れたところがこだわりです。
作品への講評
空の旅に向かっていくシーンで、旅行が始まるワクワク感を感じました!雲を切り抜けて青空を飛んでいく様子がとても素敵です。
撮影者コメント
この度は私の作品を選んでいただき、ありがとうございます。大変光栄に思います。この作品は茨城空港からスカイマークを利用した際に撮影した一枚になります。空港付近は雲が多かったので景色は期待できないかと思っていましたが、上空に上がると写真のように映える雲が一面に広がっていたのでスカイマーク機の翼に描かれたハートマークと一緒に撮りました。これからも茨城空港とスカイマークを利用してフォトコンテストに入選できるような写真を撮りたいと思います。
作品への講評
太陽の光をうまく利用して、雲の陰影がくっきり映っている素敵な作品ですね。スカイマークの飛行機に乗った人しか撮影できないハートマークのウイングレットも入っている場面で、空の旅の美しい部分を切り取った『映え』写真ですね!!
茨城空港アプリ賞(各部門2名ずつ 4名)
撮影者コメント
たくさんの草花が芽吹き、華やかな印象になる、春。その春の象徴の桜。快晴の空に満開の桜と一緒にスカイマークの飛行機!撮ることができて嬉しかった1枚です。
作品への講評
澄み渡った青空と桜、そこにスカイマーク機がばっちりおさまった写真に春の暖かさを感じ、選出いたしました。
撮影者コメント
入道雲が綺麗だった
作品への講評
とっても立派な入道雲に飛行機が向かっている場面。夏の暑い空気とセミの声が聞こえてきそうな1枚に惹かれました。
撮影者コメント
エントランスからエスカレータの動線にランウェイが!自宅で大切に飾っていたSKYMARKのモデルプレーンを持参し撮影に挑みました。吹き抜けのエスカレータを下ると本当にヒコーキがランウェイに向かって着陸しているようで、ワクワクしながらシャッターを何度もきりました。エスカレータの矢印を誘導灯に見立てて角度を合わせた所を工夫しました。
作品への講評
茨城空港ターミナルビル内のエスカレーター下にある小さい滑走路とスカイマークのモデルプレーンで着陸のシーンを表現していただきました。茨城空港でしか撮ることのできない遊び心のある素敵な写真に心打たれました。
撮影者コメント
空港って、いろんな人にとって旅の始まりだったり、夢の入り口だったり、『わくわく』『どきどき』して空の旅が始まる場所。この茨城空港から旅立つ瞬間を写真にしました。
作品への講評
茨城空港ターミナルビルを正面から撮影してただいたこの写真。夕方のグラデーションカラーの空に、茨城空港から飛行機が飛び立つ瞬間をおさめていただきました。旅に行きたくなる気持ちが強くなる1枚を選出いたしました。
総評
コロナ禍の影響による便数の減少やファントムの引退などもあり応募作品の減少が懸念されましたが、若い方からベテランの方、地元の方から遠方の方、毎年ご応募いただいている方から今年はじめてご応募いただいた方など、たくさんのご応募をいただきました。ありがとうございます(^o^)。今回のフォトコンテストにおいても皆さまのアイデアがふんだんに詰まった作品や、磨き続けてきた撮影技術をフルに活用された作品ばかりで、思わず微笑んだり、驚いたり、見入ってしまったりして、毎度のことながら選考に多くの時間を費やしました。最優秀賞に選ばれたのはヒコーキ写真の王道とも言える色鮮やかなトワイラトゾーンの作品。入選作品は茨城空港周囲の美しい四季を感じる部分を入れ込んでみたり、斬新なアイデアを感じる作品が多かったですね。茨城空港フォトコンテストも今年ですでに6回目。7回目も皆さまのステキな作品をお待ちしておりますので、ぜひまた茨城空港に通っていただき、撮影を楽しまれていただければ幸いです。
表彰式、航空機撮影会
10月2日(日)の「空の日」イベント2022にて、「表彰式」及び「航空機撮影会(受賞者向け)」を行いました。
航空機撮影会では、航空写真家 五十嵐様による撮影講座等を実施し、滅多に立ち入ることのできない夜間の駐機場内で撮影をお楽しみいただきました。
撮影者コメント
今年は事情で撮影に行けなかったので、2018年撮影の作品を応募しました。
空港の北側に位置する高場池緑地広場にて夕景が池に反射し、とても印象的な光景でした。
ぜひ着陸機と絡めたいと思って待機していましたが、この光景が消えてしまう前に早く着陸機が来てほしいと、心の中で願いつつ撮影した思い入れのある作品です。